
最近、よく某メーカーのスピニングリールの調整を請け負います。
特にハイエンド機種。
買ったときからシャリ感があるとか、メーカーメンテナンスに出したのにシャリ感が無くなっていないと言うモノ。
で、まさか新品でシャリ感??
そのまさかです。
恐らくは最初に組む際にパーツの微調整を行っていないんです。
その為、パーツ研磨調整すればシャリ感が無くなるか、もしくは改善される事が多いデス。

ウチは別に難しい事はしてません。
1500番程度のサンドペーパーでパーツを研磨し直すだけ。
たったこれだけで巻き心地が変わります。
中にはギアやベアリングがダメな事もありますが、逆にギアとベアリングを変えても改善しない事もあります。
全てトータルしてパーツの調整を行わなければハイエンドとしての意味が失われます。
このひと手間で仕上がりが別物になるんですから、もっと積極的に手間を掛けて欲しいですね。