
かつては趣味のモノは手当たり次第に購入していました。
特に釣り具には上限がなく、今までに使った総額はフェラーリや一軒家を軽く買えるくらいかと。
それだけ使って身になったかと言うと、そーでもなく、未だに素人に毛が生えた程度です。
5万円の竿と3万円の竿の違いは判りませんし、よく釣れるルアーと言うのも未だに謎のまま。
ただ、リールの修理業という特殊な職業柄、ある程度製品の良し悪しは解るようになってきました。
構造や機能、材質などみれば何となく良し悪しが判ります。
そうなると、何でこんな構造にしたのか?とか、コレって無意味では?というパーツに出会う事もしばしば。
現在、日本の釣り具メーカーはほぼ2強です。
がしかし、両社にソレほど差はないです。
ただし、ある一部分に決定的な差があり、このままでは、あと10年経っても差は埋まらないかと。
ソレが売り上げに直結している事も事実。
ウチに持ち込まれるリールの数は売れている数にほぼ比例します。
私は何処のメーカーが好きとか特定のメーカーの肩を持つようなことはしません。
ただ、アレに社運を賭けてしまった事が失敗の原因ぢゃないかと。(笑)