
シマノと言うブランドは釣具への参入は遅く、70年代に入ってからでした。
ご存知かと思いますが、元々はチャリンコ屋。※今もです。
その技術を釣り具に生かすわけです。

チャリンコ屋ゆえ、金属加工はお手の物。
ですから金属へのこだわりは並々ならぬものがあります。
リールは勿論、ルアー竿のグリップも金属で作っちゃいました。
バスワン、秘宝と言う伝説のバスロッドシリーヅです。

コルフォー(コルファー)と呼ばれたこのグリップはアメリカンでは無い、日本的な金属グリップとして高く評価されます。
ゴツゴツとした武骨なアメリカンの金属グリップと違い、美しい曲線を描く銀色のグリップはとても上品でした。
そして、バンタムリールとの一体感も見事でした。
そーいや、当時のシマノの最大の汚点はルアーでした。(汗)
まあ、得て不得手はありますが、シマノはルアーだけは苦手みたいです。
現代までヒット作の数はライバルのダイワに遠く及びません。(笑)