中古釣具店で、出来は良いのに極端に安いロッドを見かける事があります。
多くは無名のビルダーか、個人が作ったロッド。
スペックはおろかメーカー名も入っていない。
逆にメーカー名が入っていれば、クソみたいなクオリティでもそれなりの価格が付けられている。
そーいう無名物を、要るか要らないかは別にして、購入する事がよくあります。
メーカ物にない何か?があったりするんですね。
使ってみると色々な趣向が凝らされていて、個性的な面白いモノも多いんです。
あり得ない長さや固さ、テーパー、ガイド位置、スレッドの巻き。
自由度が高くて気兼ねなく使えますヨ、安いから。(笑)
人気メーカーの高額商品は確かにハイクオリティです。
でも、ホントに使いやすいかどうかは個人差があると思います。
実際、あーゆー製品って、使いやすいかどうかよりも所有している満足度の方が先立っているかと。
日本人の大好きな美豚、斜寝る、愚っ痴なんかと同じ。
そして、持っている事で周りから羨望の眼差しで見られ悦に浸る。
それらを否定しませんが、私は質実剛健主義なので全く必要ないデスね。
他人が持っていない、1点物の無名良品に価値を見出します。