今更ながらオールドアンバサダーの魅力について語ります。
アンバサダーのみならづ、ABU製品についているクレストマーク。
コレはスウェーデン王室ご用達メーカーに付けることが許される由緒あるモノ。
コレには大小サイヅがあることは広く知られています。
ただ、その理由についてはあまり語られておりません。
ちなみに大きなサイヅは古く小さいサイヅは新しいです。
転換期はだいたい78年ごろ。
理由はアンバサダーリールのパーミングカップ化によるもの。
パーミングカップのクレストマーク部分の窪みに合わせてあります。
ですから、2500Cはクレストマークが大きいモノと小さいモノが存在します。
ややこしいのは、80年代に入って全てのアンバサダーがパーミングカップ化されたのではなく、フラットリムと呼ばれる、カップの縁が凹んだオールドと同じキャスコンノブの付いたモデルがまだ残っており、そちらのクレストマークは大きなままでした。※80~82年ごろ。
更に83年に復刻された、オールドほぼ同じ5000Cと5500Cも大きなクレストマークが付けられていました。
当然ながら見栄えは大きい方が良い訳で、オールド復刻モノのサイモンアンバサダーなんかは全て大きい方のクレストマークが付けられていました。
この辺りはアンバサダーの研究者が語っている事もあるので、ご存知の方も居るかと思います。
OMAKE!
80年代のアンバサダーリール輸出先のお話し。
製品の90%はアメリカへの輸出でした。
残りの10%がスウェーデン国内を含む諸外国。
ちなみに10%のうちの3%は日本への輸出でした。
この3%はあくまでエビスフィッシングの正規輸入品の話でして、アメリカからの平行輸入品も併せるとかなりの量のようです。
タダ読みはダメっすヨ!
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