
ワームの釣りを本格的に覚えたのはバス釣りを始めてから随分後です。
最初の頃はワームはエサとか呼ばれたりしていてあまり良い印象は無かったんです。
当時はバスプロはおらず、バス釣りの記事を書いていたのは先駆者たち。
西山徹さんや、則弘祐さん、力丸卓男さん、なんかが代表的なバサーでした。
中でも力丸卓男さんの記事をよく目にしましたが、”ワームは好きぢゃない、あまりやりたくない”との事で生涯ワームロッドは持たないと仰ってました。
則さんもワームに関しては否定的。
勿論、使ったことはありましたし、ある程度釣ってはいましたが出遅れていました。
しかし、その頃はバス釣りに関して頭打ちの状態で、何か新しい釣りを覚えなければという葛藤中。
そこで手を出したのがワームでした。

当時はテキサスリグほぼ一択。
キャロライナリグもありましたが、リグるのが面倒で誰もやってません。
ワームはスグに入手できるのですが問題はタックルです。
特にロッド。
そこから文献を色々と読んで知識を得ました。
ワームはファーストテーパーのベイトロッドで、ティップがしなやかでバットが強いもの。
行き着いたのがスピードスティックのカーボンロッドでした。
価格も抑えられていて軽くて使いやすい。
それからはこれでもかと言うくらいワームにドップリと。
そうなると欲が出てきて、もっと良いワームロッドがあるんぢゃないかと。
何げに見たアメリカの記事で使われていたのがフェンウイックでした。
そして入手したのがなぜかPLC60。
2ピースのグラス製でヒジョーに重い!!
ワーム用としてはダメでしたが後にクランクで日の目を見ました。(笑)