キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

バス釣りの原点回帰!その13!

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意外かも知れませんが、昔はベイトロッドで7フィートと言うものは殆どありませんでした。

長くてもせいぜい6.5フィート。

これにはちゃんと理由はありまして、当時はシングルハンドルが殆どでした。

ですから、実際ブランク部分の長さは現在とあまり変わっていません。

しかし、シングルハンドルの6.5フィートともなると前部に重量が集中してかなり持ち重りがしました。

その分、当時のリールは重かったので、それでバランスが取れていたんですね。

ただ、全体の重量はかなりのもので、リールが300g竿が300gなんてザラ!

現在の1gでも軽い方がとか言っている方には絶対に扱えないシロモノです。

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昔は2ピースロッドに安物が多かったんです。

ワンピースは高級品、2ピースは普及品。

特に日本製の入門用ロッドの多くは2ピースでした。

ダイワのジェットキャスト(ロイヤルキャスト)オリムピックのトラウトシリーヅ、

シマノの普及版バンタムロッド・・・・

ぢつはこれ、輸送費の問題だったそうです。

ワンピースに比べて2ピースの方がかなり運びやすく、その分輸送費が安くつきました。

安物竿にあまりお金をかけられないという、意外に現実的な事情でした。(笑)

そーいえば、昔のABU製ロッドは全て2ピースでした。

トラベル所持目的が強かったからとか聞いたことがあります。

とは言え、ABUの竿って60年代70年代は通用したかも知れませんが、そのままの設計で80年代まで引きづってしまいました。(笑)

80年代、各社がSICガイドに切り替わっている時代に針金ガイド。(笑)

ハードガイドすら採用しなかった理由も、ぢつはトラベル中にガイドリングが割れたりしないためとか??

もし、そうだとしたらもう一度ABUのロッドを見直さなければならないです。

ABUのロッドって殆どがファーストテーパーのスプーン用みたいなのが多いですが、一部、パラヅームはスローテーパーでトップに向きます。

パラヅームのパラはパラボリックアクションのパラなんですよ。

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