ルアー釣り黎明期、ルアーとラインを繋ぐにはスナップスイベルを使うことがありました。
直結よりもスナップスイベル。
ベイトは別としてスピニングやスピンキャストリールは糸ヨレが発生しやすく、それらの対処法としてスナップスイベルを使うことが多かったんです。
当時の専門書にもスナップスイベルでルアーを使う旨の解説が書かれておりました。
ですから、一部最初からスイベルが付いているようなルアーにもスナップスイベルを使うなんて事も日常茶飯事。
流石にこれらはやりすぎでして、ライントラブルの元でした。
こういった状況は80年代中頃まで続き、トーナメントの釣りが主流になるにつれて、スプリットリングに直結のスタイルが普通になり、徐々にスナップスイベルは姿を消しました。
90年代に入ると今度はスナップだけと言うモノが売られるようになりました。
スイベルが無くなったんです。
元々、スナップスイベルはルアーの動きを制限しやすく、ルアー本来の動きを妨げることが多かったんです。
ですから少しでも動きを妨げないように、スイベルだけというスタイルが生まれました。
それからはスナップだけと言うのが主流です。