ワームといえばテキサスリグが主流でした。
誘導式ワームシンカーにワームフックを付ける仕掛けデス。
着底させて湖底をゆっくりモゾモゾと這わせる・・・・アタリがあれば3秒待ってグイッ!とアワセる。
70年代から80年代のワームフィッシングはこういうのが普通でした。
ワーム=ミミズだったんです。
時々、イモリを模したモノもありましたが、かと言って使い方は殆ど変わらず。
ですから、中層をミミズが泳ぐなんてオカシイとされてました。(笑)
セルフウイードにワームを装着するため、障害物周りを思い切って狙えました。
タックルもスピニングではなくベイトタックルでラインも太め。
ライトリグの概念はまだ存在せず、細くても12ポンドラインが推奨されました。
ロッドはミディアムからヘビーのファーストテーパー。
長さは5.5~6フィートでしたが、当時はシングルハンドルが主流のため、ブランク自体の長さは現在とさほど変わりはありませんでした。
ダルく重いグラスブランクよりも軽くてシャープなカーボンブランクが人気でした。
80年代も中頃になるとカーボンブランクもかなり安くなり、徐々にグラスブランクのロッドは減って行った時代でしたね。
次回、ロッドネタ。