バス釣り原点回帰の記事が意外に注目を集めています。(笑)
こんな懐古主義の記事でも興味を持ってくれる人は結構居るもんなんですね。
かつて国内には四大釣具ブランドがありました。
中でもオリムピックは80年代初頭までトップシェアを誇るブランドでした。
オリンピック五輪の上にトビウオマークの看板の釣具店が各地にありました。
ルアーの取り扱いも早く、ヘドンなどもいち早く日本に紹介していました。
リールにも高品質なモノが多く、特にスピニングリールには定評がありました。
ルアー用のインスプールリールにも名品が多く、海外製品に負けないくらいのクオリティを持っていたんです。
代表機種は画像のL-1、高級機のシャルマン、普及機のエメラルド350。
ロッドは純世紀やブライトなどがルアー用。
オリヂナルルアーも充実していて、名作、フレクトライトミノーは未だに私のレギュラーです。
他にも水温でカラーが変わるマーベルと言うスプーンもありました。
当時のブライトルアーパックロッド。
グラス製の5ピース、ライトアクション。
価格は数千円だったと思いますが、豪華なケース入り。
高価な舶来モノに手の出ない子供たちは、必死でお金を貯めてルアー用ロッドを買っていたんです。
ただ、栄華を誇ったオリムピックも80年代に入ると急激に衰えます。
倒産して社名を変えたりしながら90年代まで辛うじて生き残って居ましたが消滅。