ちょこっとリールのコラムを。
80年代にアンバサダーのライバル機になる予定だった、西ドイツのダムクイックチャンピオン。※80年代に入って日本の五十鈴工業がOEM生産を行います。
600番サイズはアンバサダーの5000番クラスとほぼ同じでした。
価格もアンバサダーよりやや安く、ラインナップもボールベアリング仕様の700Bとブロンズプッシング仕様の700が存在しました。
このダムクイック、初期の頃はスミスが取り扱っておりました。
後にNFT(日本フィッシングタックル)が取り扱うようになります。
いずれも販売は芳しくなかった様です。
それゆえ、ダメクイックと揶揄されておりました。(泣)
このリール、何がダメだったこと言うと、サムレストがないコト。
そのため、キャストの際、親指が宙に浮いたような状態で固定できず、サミングが非常にやりづらい。
慣れれば大丈夫なんでしょうけど、どうにもこうにも・・・・・
このリール、後に道楽が自社のリールのベースに使います。
カラーやデザイン上の小物以外、ほぼ丸写しのようなリールでしたが、流石にフレームにはサムレストが追加されておりました。(笑)
てな訳で、オリヂナルは未だに不人気街道を爆進中です!!