”これ良いアクションです。”
もはや使い古された言葉です。
偉い人や著名人がスポンサーのルアーを指してこう言うんです。
そうすれば売れますからね。
しかし、良いアクションってなんだ?
釣れるアクション??
言葉がアバウトすぎる。
魚の釣れ方なんて季節や時間、場所など状況で変わります。
”この時期に効くアクション、この場所に効くアクション”
やはりアバウトです。
それなりに釣れればどんなクションでも良いアクションと言えます。
そもそも、人間の目で見た良いアクションが、魚にとっても良いアクションとは限らない。
しかし、”良いアクション、釣れるアクション”という言葉は何十年も昔から業界で言われ続けている。
”最高のアクション!”とかエラそうに言っている著名人達は一体どれだけの場所で、どれくらいの期間テストしたのか??
”日本全国津々浦々、10年間テストしました!”なんてことはありえないですね。
売り物を作るには手間と時間が掛かり過ぎてます。
更に、それなりのテクニックを持つ人間が使うのと、素人同然の人間が使うのとでは同じなのか??
状況だけでなく使う側の人間やタックルによってもアクションは変わるはず。
それでも、”良いアクション”と言えるのか?
”○×さんが良いと言っていた”
こういうのを信じる、”おめでたい人”が多いから釣り業界は潤うんですけどね。
釣り人が賢くならない限り、何時まで経っても釣り業界のエサにされ続けます。
良いアクションと言うのは釣れたという結果です。
釣れてから初めて判るんです。
人の目で見ていくら良いアクションと思えても、釣れなければ”絵に描いたモチ”に過ぎないです。