
最近、うちに持ち込まれるリールの種類に変化が起てきている。
開店当初、つまり3年前は全てバス用のリールだった。
2年前、9割はバス用リールだった。
1年前、バス用が8割くらいに減った。
今年に入って4割程度が海用のリールになってきている。
バス業界の終焉が近いのかも知れない。
釣り業界の花形だったバス釣りは、最早見る影もない。
全てが後手に回ってしまった感じがする。
釣り禁止場所の増加。
釣りのできるところが無くなれば、自動的に釣り人口は減る。
業界も何とか歯止めを掛けようと必死だけど、全く効果が出ていない。
根本から変えない限り、更に釣り人口は減少していく。
今後は狭くなった市場から客を取り合うだけ。
やめようとしている人間を引き止められない。
釣具なんて魚がいなければ玩具以下。

失ったものはもう取り返せない。
しかし、これ以上の釣り場の減少を防ぐことが出来ればまだ間に合うかも知れない。
業界が一丸となって今までのやり方を変える。
健全なやり方がまだまだあるはず。
マナーやルールの徹底。
今まで私腹を肥やし続けたんだから、今後は釣り場のために金を使ってもバチは当たらんよ。
釣り場の保全こそが釣り業界が生き残れる道になるしね。
生き残りたかったら、環境問題に真剣に取り組んでみては??