サイクロイド/マイクロマチックと言うリールをご存知でしょうか?
アメリカ製のダイレクトドライブベイトリールです。
ダイレクトリールの中でも結構大柄なボディで、チャンピオングリップに着けても丁度いいサイズです。
ぢつはこのリール、ダイレクトドライブでありながら、遠心ブレーキが付いております。
しかも外部から調整できるんです。(驚)
90年代に○ョービがフラ○ングアームブレーキシステムなる外部調整型遠心ブレーキを開発しましたが、それから遡ること50年前にこのリールが作られていたそうです。
このリールの面白いのは、ほとんど、フ○イングアームブレーキと同じ構造だと言うこと。
スプール側にブレーキユニット、接触面はカバー側です。
動作や構造は違えど基本的な思想は同じなんですね。
こうやってみると、マグネットブレーキと言い、外部調整遠心ブレーキと言い、日本のリール製造技術は遅れていると言わざるを得ません。
軽量化とボールベアリングの数だけしか主張できない国産リールに、未来はあるんですかね?