キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

50年先を行っていたリール!

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サイクロイド/マイクロマチックと言うリールをご存知でしょうか?

アメリカ製のダイレクトドライブベイトリールです。

ダイレクトリールの中でも結構大柄なボディで、チャンピオングリップに着けても丁度いいサイズです。

ぢつはこのリール、ダイレクトドライブでありながら、遠心ブレーキが付いております。

しかも外部から調整できるんです。(驚)

90年代に○ョービがフラ○ングアームブレーキシステムなる外部調整型遠心ブレーキを開発しましたが、それから遡ること50年前にこのリールが作られていたそうです。

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このリールの面白いのは、ほとんど、フ○イングアームブレーキと同じ構造だと言うこと。

スプール側にブレーキユニット、接触面はカバー側です。

動作や構造は違えど基本的な思想は同じなんですね。

こうやってみると、マグネットブレーキと言い、外部調整遠心ブレーキと言い、日本のリール製造技術は遅れていると言わざるを得ません。

軽量化とボールベアリングの数だけしか主張できない国産リールに、未来はあるんですかね?

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