私は超諦めが悪いです。
それはリールのメンテナンスの役に立っています。
一番面倒なのが錆び付いたパーツを外し。
固着したベアリングやネジの取り外しには一苦労。
ベアリング1個外すのに1時間近く掛かるなんてザラです。
それを料金に加算できないところが辛いです。(苦笑)
それはいいとして、パーツの取り外しや分解には、考えられる限りのあらゆる方法を使います。
中には一般的な常識から大きく外れた方法も使います。
そんなのでも全て公開しますけどね。
リールメンテナンスは諦めたらそこでオシマイ。
できなければ私の腕が悪いで済みます。
しかし、お客さんの期待を裏切るだけでなく、そのリールも終わってしまうんです。
ですから知識を総動員して、粘り強く、執念深く、徹底的にリールと向き合います。
ピカレスクの修理成功率は99%以上!
でも100%じゃないんです。
年間取り扱い台数約1800台ですが、そのうち10台程度修理できないモノが出てきます。
過去に修理できなかったリールで、”あの時のリール、今なら何とかなったな!”と後悔することがあります。
まだまだ未熟、まだまだ足りません。
職人に到達地点はありません。
日々、技術を進歩させ、今日より明日上手くなりたいです。
”今日の不可能は明日可能となる”
この言葉通りにいきたいです。