魚を釣るのに夢中で周囲のことが目に入らない人って多いです。
テクニックや状況判断だけで釣ろうとしているんですね。
まさに、”木を見て森を見ず”
小さな一部分しか見えていないんです。
で、やることと言ったら、釣れなきゃライトリグ。
進歩が全くない。
釣りをするまでに見ることなんていっぱいある。
天気予報に始まり、空模様、気温、風、水質この辺は誰でも気をつける部分。
もう少し踏み込むと植物や動物の種類や動きまで観察します。
釣り場を形成している生物全てに神経を傾け観察する。
果ては岩の種類や土壌の質まで見る。
雑草とかベイトフィッシュなどと言っている時点でアウト!
雑草なんて名前の草植物はないし、ベイトフィッシュという魚も居ない。
対象魚しか見ていない。
達人クラスの人になると、釣り場に生息する魚を釣って調べている。
同時に周辺の植物や鳥、昆虫なども調べる。
例えば、”虫パターン”
細かくルアーを震わせれば虫の動きになる?
大間違い。
それは水面に落ちた虫を観察していない。
虫パターンという名前の動かし方を身につけたに過ぎない。
蝶、トンボ、カナブン、バッタすべて動きが違う。
その違いを知っているだけで動かし方のバリエーションが増える。
教科書に書いてあることなんて膨大な自然の1%もない。
学校の勉強は嫌いでも自然観察学なら興味を持てるもんです。