現在、バス釣りでスピニングと言えばライトリグ用のタックルに成り下がってしまいました。
かつてはスピニングタックルもベイトタックルと同様に扱われていましたが、今は軽いルアーやライトリグ専用と言った使われ方です。
則御大の名著、”ブラックバス釣りの楽しみ方”でもスピニングタックルを紹していました。
20年ほど前、今は無きウエダから岸釣り専用のスピニングロッドがリリースされました。
THE OKAPPARI(ヂ・オカッパリ)
6.6~7.6fの3ラインナップだったと思いますが、スピニングタックルで一通りのルアーを使ってしまおうと言うもの。
目の付け所は面白かったのですが、大して話題にもならずあまり売れなかったように思います。
スピニングタックルの利点は軽い物をキャストしやすい事。
何もライトタックルだけでなく、クランクやスピナーベイトに使用しても良いはず。
特に足場が安定せず、キャストし辛い場所でも難なくキャストできます。
ベイトですとある程度振りにスピードを付けなければキャストできませんが、スピニングですと手首を軽く返すだけで、べイトではキャストできないような場所にでもルアーを送り込めます。
ラインも太目のナイロンやPEの2号程度を使えば、かなりルアーの幅も広がります。
固めのスピニングタックルワンセット。
こういうシステムも面白いのではないかと思う今日この頃です。